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この画像ではわかりにくいかもしれませんが右のリヤドアが大きくやんわりとへこんでいます。 |
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大きなへこみをドアの裏側から叩いて慣らしてあります。この色はパールが入っていて色の差が出る可能性が高いためフロントドアまでぼかし塗装するという条件で入庫致しました。 |
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BMWは錆び対策で鉄の成分自体に亜鉛が含まれていて更に表面の亜鉛層が厚いのでパテの密着が非常にシビアです。画像のように鉄の色が違うのがお解りでしょうか?更に水性塗料の精度が良くなったとはいえ以前の油性塗料のレベルにはほど遠い状態です。この車両は有名なポリマー加工をしてありましたので輝きは在りますが肌の粒が大きく20年前のヨーロッパ車の肌のようです。 |
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鉄の条件が解っている工場であれば条件に合ったパテを使いますが国産車しか経験のない工場で作業性重視のパテ(国産塗料メーカーなどのパテ)を使用すると間違いなく痩せ(塗膜に段差が出来る)が発生します。このパテはRMのパテで硬化すると堅くなり研ぐのは大変ですが最高の密着力があります。出来るだけ塗装の上まで残すように研ぎますがこれは口で言う程簡単に出来る物ではありません。一人前の板金屋と呼べるのには10年はかかると思います。 |
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サフェーサーを塗装したところです。段差を付けないようにぼかすように塗装します。下の部分と右縦のラインはドアのラインで区切っています。サフェーサーも2液タイプの硬化剤が入った物のを使います。1液タイプは乾燥が早いですが硬化に時間がかかるため痩せが出やすくなります。 |
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本塗装のマスキングにはゴミの付着を避けるために3層で造られている専用フィルムを使用します。また塗装する際には塗装専用の帯電防止スーツを着て作業します。全ての作業に置いて注意することはまだまだあります。その行程の途中で一つでも間違えが有ると数日〜数ヶ月後に何かしらの形で不具合が表に出てきます。塗装も一人前になるには10年はかかると思います。
この作業で税込み¥73,500です。 |